2018年夏合宿の様子です。
当部の合宿は年間約4回です。
・校内合宿(1年生のみ)
・夏合宿(全員)
・冬合宿(大会なので選抜50人ほど)
・春合宿(大会なので選抜65人ほど)
あとは1泊の遠征合宿が入る場合があります。
年間を通して全部員(今年度は109名)が行く合宿は夏合宿です。
今年度は台風の影響で初日は中止となりました。
テーマは、選手権前に一致団結するための「共有」です。
1泊少ない影響と、1年生チームを8月下旬まで継続した影響で、
1年生と2.3年生の結束が、理想的な形とは言えませんでした。
100人を超える部員が一致団結せずして選手権の突破はあり得ません。
それでも、3年生の器の大きさがこの短期間でもチームを良いものもっていってくれました。
当部の先輩の活動指針は、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
です。
先輩達が必死にまずはやってみせていたのを1・2年生は感じていたでしょうか。
どうしても、サッカー界は他のスポーツよりも環境が整っている分、
「自分たちで作り上げる」という意識が希薄な選手が多いです。
どこか当事者意識に欠けているように思います。
理屈ではなく雰囲気から学ぶものは多いと思いますが、
卒業後に、自分に残るものは、自分で落とし込んだ「言葉」です。
3年生がやってみせ、言って聞かせた言葉の一つ一つが1・2年生に芽吹くことを
願っています。
練習
5:50 駐車場集合
6:30 朝食
8:45 トレーニング
11:30 昼食
13:30 トレーニング
16:30 砂浜ダッシュ(100・200・300×3~4セット競争上位抜け)
19:00 夕食
21:00 ミーティング
23:00 消灯
3年生
1年生
砂浜ダッシュ
30キロ走
毎年夏合宿に行う30キロマラソンですが、今年は気温の高さ・日射量ともに
過去最高の苛酷さでした。
その苛酷さをしっている保護者の方々が、コースの途中に立って下さり、
トラブルがあったときにはすぐに対応できるようにしてくれています。
また、4年前の卒業生の保護者の諸喜田さんは現職の看護師ですが、
夏合宿には毎年その場の看護要員として小野さんとボランティアで参加して下さっています。
本当に保護者応援団に支えられています。
選手諸君、なぜ保護者の方々はこんなに手伝って下さるのでしょう?
引退した選手の保護者がなぜ来てくれるのでしょう?
それは、保護者の方々が、応援団の設立の理念である、
「個人のサポーターではない。我々はチームのサポーターである。」
を全うして下さっているからです。
選手は全員、独りよがりな考え方は捨てて下さい。
我々は、チームです。
もし勝っても、チームに感謝したり、チームのために勝利を捧げられないのなら、
その勝利は意味がないです。
自分たちの代だけでしか物事を考えられないなら、
そのチームは昭和第一学園ではありません。
目に見えない部分で支え、作ってきてくれた人たちを、
フィールドを通して感じられる器を持って下さい。
このように、保護者の方々がいてくださった時間が、写真と共に記憶に残り、
それが今後のチームに影響を与えてくれることを、
このHPの写真をアップしながら切に願っています。
最終日 学年対抗野球大会
写真は保護者応援団、渡辺さん・松澤さん・マネージャーでした。